コードクリップ

対馬と小値賀の離島のコラボ
山の緑、大地の茶、血潮の赤

島の命をいただいた、わたしたちの作品。

商品説明

絡まりがちなコード類を
すっきりまとめるクリップです。
対馬の野生の猪・鹿皮をつかった革パーツに、
小値賀島で100年以上の歴史がある活版印刷所
晋弘舎で印刷をしました。3色セット ¥1,500(税込)

Wild leather Projectについて
–購入サイトはこちら

ご使用例

コードをくるくるっと巻いてぱちり。
イヤホンに、パソコンのケーブルに。
カバンのなかもすっきり。

太いコードをまとめるときは、
クリップを二個、三個つなげます。

シャツのボタン穴に留めれば、
聴いてる時にも、絡まらず、すっきり。

ビジネスシーンのアクセントにも。
コードはあってもなくても、さりげないスマートな着こなしに。

ちょっとひと工夫

真ん中の二つの穴はボタン穴の目印。
思い切ってハサミで切る。

できた穴をシャツのボタンに留めると、
パチパチ着脱できる、さらに便利な使い方。

メイキング

活版印刷の版は、壁一面にぎっしりと並べられた
活字のなかからひとつひとつ活字を拾い、
印刷されない部分にも、活字よりも高さの低い
「こめもの」と呼ばれるコマをぎっしりとつめて、
ひとつの版ができあがる。もう版を作れる職人がいなくなったため、
現存するものが最後、という活字もある。

昔ながらの技術を大切にひろい、現代に命を吹き込む、
小値賀島で百年以上の歴史のある
晋弘舎活版印刷所 四代目
横山桃子

原料調達、運送、加工、保管、販売…
すべての役割がそろっているわけでない離島のモノづくりは
活版印刷の版づくりと、よく似ている。対馬にレザー産業を興すため、
罠かけ、狩猟、留めさし、皮剥ぎ、下処理から、
なめしあがった革をつかった手作業までレザークラフトのすべてを手がける、
對馬次世代協議会
山下遼

ぼくらの暮らす島の
心がぎっしりつまったこの作品みなさんのくらしをすっきり・すてきに
彩ることができますように。ここちよい島の時間が
伝わりますように。

島でものをつくるとき、
ぼくらは、頭の中を空っぽにして、
地域のいろいろな「コマ」を詰めるところから始める。昔からあるよいものや、地域の資源や技術、
どうやってどことつなげていったら、
生きた産業(いのち)になるのか。作る人、育てる人、集める人、運ぶ人、場所をもっているひと、
力もちな人、お金をもっている人、働いてくれる人…、連れてきて、組み合わせて、はめこんで、
足りないところは自分たちの体を動かして補って、考えて考えて、ためして、失敗して、やりなおして、
ようやくひとつの版(だんどり)ができてくる。

それは

活版印刷の、ようやく組みあがった版に、
インクの載りを確かめながら、
何度も何度も試し刷りをして、

世界にひとつだけの 印刷物(さくひん)ができあがるようすと、
とてもよく似ている。

ひとつひとつの「コマ」は
それだけでは意味をなさない一文字だったり、
ちっぽけな塊だったりするのだけれど、

つながって、組み合わさって
思いを込めて
インクを載せられるとき。

それらは命を吹き込まれる。

なんにもないからっぼの箱から、
どんな文章(ゆめ)だって書くことができる。
それが、島でのしごとのよろこび。

がしゃんがしゃん、
躍動感ある印刷機の音は、
わたしたちが、夢へと向かう血潮のリズム。

対馬…日本の端っこの山深い島と、
小値賀…日本の西の端の海も空も青い島。

島と島との想い(リズム)が共鳴したとき、

心地よい島の空気や、
山野と大地のめぐみが、
一つ一つのコマに命を吹き込んで。

島で生きるぼくらの
未来にかける熱い想いが、

世界でたったひとつの作品
となって生きはじめる。

見えないところにもぎっしり、
「こめもの」のように
心遣いと夢と希望と未来をつめて。

-購入サイトへ-